IR芸人への道

人生最後の仕事としてIR芸人の道を選んでしまった人間の成長と退化の記録

憧れの人

私には憧れの人がいます。

当の本人はまさか夢にも思うまい。いや、それ以前に私のことなど憶えていないに違いない。

にも関わらず、私にはずっと憧れの人です。

以前、新聞を見ていたら、その会社が採用に関連した話題で記事になっていて、そこに取材先としてその人の名前が出ていました。それで、ああ、Aさんだ…と思い出しました。大阪の、古い会社です。安定した、有名な会社です。派手さはないけれども。

 

では、なぜその人が憧れか。

それはまず美人だからです。若くはないけれども美人です。ある程度年齢がいっていて美人って、すごく魅力的です。かっこいい。そう、カッコイイのです。

美人なこともあり、やや取っ付きにくい印象があります。決して愛想がいいわけではないので、ややもすると怖い。でも話していくとそんなことはない人です。その感じもすごく好きです。

そしてオシャレです。少し派手目というか、オレンジ色などをさりげなく着こなしてしまう人です。初めてお会いしたときは素足にサンダルでした。割と派手なサンダルでした。ビジューがついたような。それがまた似合う、さりげなく。カッコイイ・・・・

 

もちろん、そんなことだけではありません。

ではなぜにそんなに心を捉えてしまったか。それはAさんが広報IRだったからです。

最初にお会いしたときは、お客さんとしてでした。私は打ち合わせに行ったのです。

当時私は金融の端くれにいて、金融業界というのはまた独特で。どこから何を言われるかわかったもんじゃない感もありまして。いや、金融業界だからではないかもしれませんが、独特な空気のある世界にいて私は戦々恐々として日々を過ごしていました。

たとえば、服装ひとつにしても。保守的というか…硬いというか…硬いというか。こういものだろうという決めつけがあり、またそれをする人たちがあまりに自信満々なのでタチが悪い。視野の狭い、自分が正しいと疑わない人たちが平気で他人を批判するのが大好きな世界でした。自分こそが神。違いがあれば、相手が間違っている。おう、そうともさ。

でも、打ち合わせに行った先のIR担当として、Aさんはそんな感じだったわけです。美人でオシャレで派手な華やかな印象で、割とラフ。かつとっつきにくい。

まぁ広報という意味では珍しくもないかもしれませんが、IR部門でもあったわけです。なので、同行していた上司が何を思ったかは知りませんが、私は腹のなかで喜んでいましたよ。フフフフフ。

 でもって、もうひとり連れていった担当は、Aさんが無愛想なのでビビっていたわけですが、私はひとりハートを送っていました。クソ真面目な打ち合わせの場で。

というくらい、その人が私は好きになってしまったのでありました。女同士だけど💖

だから、自分がIR担当になった今、時々その人のことを思い出します。自分もあんな風にオシャレでちょっと派手で、でも姿勢はスッとしていてカッコイイ、そんなIR担当者になりたい!と。スーツを着ているばかりではないさ。ジーンズのベンチャーでもないし。でも、ラフでカッコイイIR担当!最高ですね!

IRという地味な部門だからこそ、ギャップ萌えとでもいうのでしょうか?

そんな感じなのにIR。超カッコイイ。意表をつくザ・管理部門。IR担当として目指す第一歩は、派手、それに尽きます。

 

というわけで、またIR実務に関係のない話になってしまった。

私の日々はというと、無事地獄です。話したくてウズウズします。でも言えないのが辛いところ。それでも自分で自分を最高に優秀だと思う昨今です。

それはデキるからとかではありません。いきなり引き継ぎもなくやってる業務において、99パーセント自分の努力により道なき道を歩いている感じが、本当に自分えらいと大絶賛して過ごしております。

こんなこと、普通あります? ひどい話なんですよ、実は。

でも嘆いていても仕方ない。ものっすごく専門的な部分を実務ド素人の人間が果敢にもやっている!という事実に自分で酔っています。酔いすぎです。二日酔いです。

でも、そうでもしないとやってられないくらい、なんかものすごい事態に巻き込まれ、毎日毎日、そうだな〜、3カ月分くらいの学習量を毎日やってます、的なイメージです。脳みそが破裂する日も遠くない。

ものすごい情報量を毎日浴びているので、本当に被曝しているようなものです。そして、ああ、あと10歳、いや20歳若ければ、と思わない日はないです。

なぜなら成長できるから。プロを楽しめる時間が長いから。

人生無駄使いをしたツケが回ってきてます。とほほ

 

そして、決算のことを書くといいながら、こんな話になってしまった。

 次回こそは絶対に書きます。ド素人の決算開示にまつわるいろいろ編。

困ったものだ

始めた割には更新が滞りがちなこのブログ。先が思いやられます。

なかなかスタンスも難しいですね、と実感する昨今です。

 

それはともかくとして、なんか今はちょっと気持ち的に反省な気分です。

というのは、IRという基本に立ち返ってみると、投資家向けの広報としてどのくらいのことができるのだろうかとフと思ったりするからです。

(おお、いつになく真面目である。)

まぁ自分の行っている業務がIRなのかそうでないのか、微妙ということもあるのですが、一応IRである以上、やはり投資家や株主を安心させる責務があると思いたいものです。

でも、たとえば会社がちっとも投資家や株主の期待に応えるような動きをしない場合…

たとえば、業績が今いちふるわないといった場合もあるだろうし、何かしら期待を抱かせる動きをしない、ということもあるでしょう。

そして仮にそうであったとしても、「大丈夫ですよ。生きてますから」とやるのがIRなのではないかと。

そしてその道のプロであれば、それが多少詐欺的なテクニックであったとしても(本当の意味で詐欺といっているワケではありません。人を惹きつける人は多少なりとも詐欺師っぽさがあるよね的な意味での、ニュアンス的な詐欺です)、そうするのがIRの本領なのではないか、などとフと思ってしまったりするのです。そう、優秀な営業マンにも似たような。

 

そしてそんなことを思えばなおのこと、何もできていない自分にガッカリしてしまうし、いや、それ以前にそこまでにも至らない現実に、ちょっと凹みます。

それは状況に対して、も多少あるにしても、ほぼ多くは、自分に対してです。

どんな状況であれ、敏腕営業マン的な手腕を積極的に発揮してIRしちゃう、望まれなくてもしちゃう、よくわかってなくてもしちゃう!くらいのパワーのようなものが自分にあってほしい、なんて気持ちに少しなっているわけです。

そうでないと、変態IR担当になれないじゃないですか!?

(ため息)

そのあたり、IR担当の方々はどんなことを考えているんでしょう?

知ってみたいなぁと思ったりします。

 

そして業務にまつわることは仕事柄あまり書けないなぁと思いつつ…

今度は決算のことなど、ものすごく基本的なことなど書いてみたいと思います。

 

 

IR芸人デビュー戦

突然ですが、就任からわずか数ヶ月、

今週早くもIR芸人デビューを果たしてしまいました。

それが何なのかはいつか時が過ぎたときに機会があれば話しましょう、

という感じなのですが、

それはそれとして、私は早くもIR芸の楽しみに目覚めつつあります。

実はド新任のくせに、すでにいくつかのリリースを放つ機会がありました。

クソ真面目なものから、ある種どうでもいいものまで・・・

そして面白いのは、やはりそれに対する、世の中に開示したことに対する、リアクションです。このライブ感、たまらないぜ。

 

それとは関係なくとも、株主や投資家の方から問い合わせ等は日々やってきます。

正直、連絡が来ると、ドキッ、ヒヤッとしないことはありません。

メールもさることながら、電話は、出る前に毎回呼吸を整えてしまうわけです。

 

それでも。それでもです。世の中はそんなに攻撃的な人ばかりでもありません。

電話をしてくるのは、クレーマーとは限りません。

素直に話を聞いてくれる人のほうが今のところ多く、

ときには励まされたりすることもあります。

正直、それって・・・・超、嬉しい。

 

私は基本的に騙されやすいお目出度い人間なので、

良いリアクションを得られれば単純に糠喜び。

おお、なんて良い人たちなのだ!彼らの期待に応えたい!などと本気で思い、熱苦しい純粋な気持ちがすぐ高揚してしまうタイプです。

綺麗ごと大好き人間なのです。

綺麗ごと大好き。綺麗ごと上等!綺麗ごとだからこそ、それを目指すべきなのだ!

すべての投資家はスチュワード・シップコードに則り、真に価値ある企業に長期的目線で投資すべきである。では真に価値があるとは、どういうことなのか?

それはね、世の中のためになる企業のことだよ💖 と本気で言ってのけることができる人間です!恥じることなく!

 

まぁそんなわけで、単純に嬉しくなってしまうこともあり、感動すら覚えることもあり。やっぱりIRって超面白い! と改めて思う新任生活なのでありました。

 

そんな傍ら、いわゆる手続き的なことで死ぬ思いをしている日々です。

つまり、会社法とか金商法とかそういったルールに関わる故の手続きであります。

そういうこと、実は超苦手も苦手。ナマコやゲジゲジに匹敵するほど苦手。

そもそもそれはIRの仕事なのか?ということは人手不足の折、深く突っ込まないにしても、今、私の最大の願いは、そういうルールに則った事務手続き処理得意な担当者が、もうひとりいてくれたならばなぁ・・・・と。そいつに全部やってもらうのになぁ、と。

 

今のところ、それに尽きます。

 

まずはカオス

勢いこんで始めた割に、すでに挫折しかかっている自分は何なんだよー。

何者なんだよぅ。

IR芸人は1日にして成らず。そう、苦節20年くらいの覚悟が必要だ。

そしてもし自分が今、20代や30代の若造であったなら、途中寄り道し、脱線し、アテのない旅に出ることもできましょう。

しかし自分には時間がないのです。一足飛びに習得しなければならないのです。

私のような高齢者には寄り道している時間はない!

そして今、まさに世は大海賊時代、ではなく、大高齢者時代。ついに時代が私に追いついたな、と思う今日この頃です。

 

という具合に時間がありません。

そのプレッシャーたるや、想像に難くないでしょう。毎日重しをお腹の上に乗せられている気分です。しかも私の場合は、担当が自分オンリーというデンジャラスさ。胃のなかに風船が入っていて、少しずつ膨らんでいるような圧迫感を感じております。

 

さて。

前回、声高に叫んでみた株式交換ですが、モノゴトはそう簡単には決まらず、そして動かず。動くときには突然来て、ひーーーーーーーっ!となることは見えているのに、とりあえずなんか怖いので見ないようにし、藪をつつかないようにし、できればこのまま消えていただきたい!と願うという進捗を見ております。

 

最近の混乱

そんなわけで、それは少し横においておいて(死)、昨今思ったことを書きます。

東証の適時開示に関わることは、取引所のルールです。取引に関わることだから、適時に開示しなくてはならないんですよね。

そしてインサイダーに関わります。重要事実、というヤツです。それは重要な事実だからそれを知りながら取引をしてはならん、です。では知らせてしまえばいい、となります。企業は早く公表してしまえばいい、のか??ん?

このあたりが実はとても頭が混乱していて、実はまだすっきりわかっていません。

インサイダー取引をしてヤバいのは取引した人間。でも重要事実を知り得るのは基本的には関係者であろう。となると、関係者がインサイダー取引にならないためには、公表してしまえ、と短絡的に考えてしまうのですが、本当にそういうことなんだろうか?

とにかく決定したことと、発生したことについて、適時に遅滞なく公表せよ、がルールです。では何を決定したり、何が発生したらヤバいのか、は適時開示のガイドブックやマニュアルにあるのでそれで調べることになります。

で、訳わからないのは、そこには金商法や会社法のことも絡んでいることなんです。というか、金商法で決めたことがベースに取引所のルールもある。会社法の何に基づくから、これはこうなんだ?っていうのがいちいちわからない。たとえば、株主総会関連は会社法の関連ですよね。では、議案が決まったら適時に開示しなければならないのは?・・・おお、すでにわからなくなってきている。新株発行など有価証券の売り出しや募集は、金融庁財務局ですよね。で、それはとても重要な事実なので、開示しますよね。重要事実だからリリースを打つのかな?それとも、金商法とか会社法マターなのかな? と的外れな疑問にとらわれて身動きが取れなくなります。

実によくわからないですよ!

そして、それをどこに聞くべきなのかがまたわからんですよ!東証なのか?自主規制法人なのか?財務局なのか?ディスクロ相談室なのか? 

割と聞いてみると、案外明確でなかつたりします。それは、金商法のマターなので…とか、それは会社法に絡むので監査法人や弁護士に聞け、となります。

というか、そもそもこれ、IRの仕事なんかい! 

 

<今日のまとめ>

とにかく、決定したことと、発生したことに気をつけろ!理由は後からついてくる・・

 

 

 

 

株・式・交・換(ザザーッ)

さて。ある晴れた日、いきなり晴天の霹靂といった感じに、空から株式交換という雹が降ってきたらどうするか?

あるいは妖怪のように現れたら?

傘もなく、逃げ場もないとしたら・・・もう立ち向かうしかありません。

まずは、そんなことを綴ってみたいと思っています。

 

その前に、株式交換って何なのか?ってことですが、ある会社をゲットしようと目論んだときに、株式を交換することで子会社にしたりすることです。自分のところの株を渡して代わりに相手方の株を手に入れるという。交換するわけだから、基本的に敵対関係ではなく、双方の合意のもと行われます。

 

そして、そのときの影響の度合いで、簡易株式交換と通常の株式交換があります。

簡易になると、株主総会の承認を得ないで実行できます。でも、そうでない場合は両方の会社の承認を得なくてはならないという山がまたひとつ(…面倒くさい)。

ちなみに、そもそも株主総会の議案が決まった時点でリリースしなくてはならないってご存知でしたか?だってまだ議案じゃん、と思うんですけど、しなきゃならない。私、初めて知りました、ええ。

つまり、株式交換することに決めましたんで、総会にかけます、でリリースです。

 

エピソードはある日こんな風に始まります。

上司に小部屋へ呼ばれ、こう言われるのです。

「実はこの会社を手に入れようと思っていて。方法は株式交換でやりたいから、準備しといてくれへん?」

くれへん?です。

IR芸人的観点から行くと、なぜ株式交換をするのかということにものすごいドラマを語る、という方向性が見えますね。はっきりと見えます!

でもまぁ、極めて現実的な何をするのか、という話になっていくと思います(笑)

 

以上、すみません。今回は前振りのみです。

IRの領土は広すぎる

スタートダッシュの勢いに任せて、もうひとつ。

後々混乱を来さないためにIRの業務範囲について一応考えておきます。

IRとは何か、というところで、先に少し触れましたが、実はそれだけではありません。

基本的には「広報」の一種じゃん、どう伝えるかじゃん!と言いたいのですが、実際はそれだけではありません。大きな会社で担当が何人もいたりすれば、分担もできるのでしょうが、そんな会社は恵まれています。あるとすれば、グローバル企業です、きっと。時価総額も大きくて何たらランキングに出てくるような会社です、きっと。羨ましいぜ!

そうでない場合は・・・まず、人がいない。

しかも、業務範囲が広い。

しかも、きっとそれは会社によって違うんだろうなと思います。


 

どう伝えるかじゃん!だとしても、それはそれでプレッシャーを感じていたんですが、私の場合、蓋を開けたらそんなことは氷山の一角に過ぎませんでした。

たとえば、会社によっては経理的な部分もガッツリ入っていたり、財務の資本政策とかにも絡みます。なぜなら、金商法だとか取引所が絡むことがらだから。それに中期経営計画などを作るなら、当然それを伝えていかなくてはならず、それを理解するうえでは「これからどうしていく?」という経営企画的なことに絡んだりもします。なので会社によっては、経営企画部IRだったりして、戦略的IRなんてキレ者感を漂わせていたり、財務IRで、なんかやたらお金の動きに聡い!みたいな感じだったり、経理IRで計算早い、キチンとしてる、みたいな感じだったりします。あと、総務IRで株式事務的なことや名簿の管理に絡むこともあるかもですし、なんだかいろいろです。

余裕のある会社は、広報IRで、でもPRとIRで担当がちゃんと別にいたりしますし、CSRと一緒になった建て付けの場合もあります。世の中的なトレンドとしては非財務情報と一体化として、CSR的なものと一緒にやるのが理想だと思いますが、実際は相容れない感じも少なくないと私は見ました。

その意味では関係者が多いほうがいいのか、少ないほうがいいのか。微妙。

 

結局、IRといっても、あまりに業務範囲が広いし、会社によってシステムが違うと思うので、一概に言えない部分はたくさんある気がします。

しかし、ひとつだけ共通することがある、とすれば、それはディスクロージャーです。なぜなら決まりごとだから。やらないわけにはいかないから!

で、それをやるのは絶対に、IR担当だと思われます。

   disclosure(法定開示・適時開示など)<<<<IR

って感じですかね。

   disclosure  ≦  IR ですね。 (決して=ではないのが涙)

 

アニュアルレポートは任意開示なので、別に作らなくても違法ではない。

でも決算情報はやらなくてはならないし、各種開示リリースもやらなくてはならない。

株主総会の招集通知は会社法で決められていますが、投資家向けというよりは、すでに投資している「株主」向けなので、総務部が株式事務と一緒にやっているかもしれない。でも、人がいなければきっとIR担当に降ってくる。

 

そして、その基本の基本とも言えるDisclosureについて、記録しようと思っています。

なんなのディスクロって。どうやるの?いつやるの?何をディスクロするんだYO?!

よくわからない会社のよくわからないアクロバティックな動きに、よくわからないIR。まさにカオス。カオスの底からこんにちは。

地獄へようこそ。Too young to dieです。

Going concern

会社は上場すると3カ月ごとに決算短信と報告書を出さなくてはなりません。報告書は金融庁に、決算短信は取引所に提出します。期限は45日(年度末の報告書は60日)。これはもうルール、決まりです。出せや、という感じです。違反すると基本的に罰せられます。

私がこの関係の仕事に関わるようになった頃は、決算短信とか割とフォーマットがバラバラで、やたら文字がデカかったり明朝体だったりして、趣きがありました。これは何だろう…と思ってました。そもそも決算短信とかまず触れることのない世界にいたものですから…。

今はインフラが整ったせいか、ほぼフォーマットは統一されています。それを作る仕組みもすごいんです!ああ、なんて便利な世の中なんだ。ITってやっぱりすごい!そんなことに感動したりします。すごいよ、世の中、みんなすごい!

 

といったところで、Going concernです。

Going concern、なんか聞いたことあるような無いような。そんな感じですが、これは継続企業という意味です。その会社が継続して事業を続ける、という前提のことです。

さて、そこに疑いがあるときはどうなるか、ということについて最近私は知りました。おそらく、私が書いていることなんて、プロから見れは鼻くそみたいなものでしょう。でも、お前にとっては鼻くそでも、私にとってはイガから取り出した甘栗なんだよ!という感じです。ピスタチオの中身なんだよ、見つけると美味しいけどね!ということです。つまり、知らないよ、普通そんなこと、という意味です。

 

会社の業績が悪かったりなんかして、おい大丈夫なのかよ、ここ?となると、報告書や決算短信に「会社の継続に対して疑いがあるんですけど…」というものを書かなければなりません。知ってましたか?そんなこと。

こうこうこうこうこういう理由で、もしかしたらうちの会社ヤバいかもれしないす、ということを書かなくてはなません。でそれに対して、こうこうこうこうこういうことを頑張ります!ということも書きます。「疑義注記」と呼ばれたりしますが、生臭いというか、ドロ臭いというか、ヒューマンですよね!生活臭たっぷりです。

んでもって、そのヤバさ基準は上場している市場によって異ります。おお、そーなのかー。です。まぁ当たり前なんですけど、例えば新興市場とか若手の会社の市場のなかでも違うんですよ。へー。

 

まあそんなわけで、クソヤバい会社がgoing concernをどう捉えて、どうエクスキューズしているのか、見比べてみるのも一興かもしれないと気づいたわけです。疑義注記マニアの誕生です。

もちろん、それを脱出した日には祭りとなるでしょう。ドヤ顔のリリースをいかにぶっ放すことができるかもIR芸の真髄と言えるかと思います(たぶんね)。