IR芸人への道

人生最後の仕事としてIR芸人の道を選んでしまった人間の成長と退化の記録

IRの領土は広すぎる

スタートダッシュの勢いに任せて、もうひとつ。

後々混乱を来さないためにIRの業務範囲について一応考えておきます。

IRとは何か、というところで、先に少し触れましたが、実はそれだけではありません。

基本的には「広報」の一種じゃん、どう伝えるかじゃん!と言いたいのですが、実際はそれだけではありません。大きな会社で担当が何人もいたりすれば、分担もできるのでしょうが、そんな会社は恵まれています。あるとすれば、グローバル企業です、きっと。時価総額も大きくて何たらランキングに出てくるような会社です、きっと。羨ましいぜ!

そうでない場合は・・・まず、人がいない。

しかも、業務範囲が広い。

しかも、きっとそれは会社によって違うんだろうなと思います。


 

どう伝えるかじゃん!だとしても、それはそれでプレッシャーを感じていたんですが、私の場合、蓋を開けたらそんなことは氷山の一角に過ぎませんでした。

たとえば、会社によっては経理的な部分もガッツリ入っていたり、財務の資本政策とかにも絡みます。なぜなら、金商法だとか取引所が絡むことがらだから。それに中期経営計画などを作るなら、当然それを伝えていかなくてはならず、それを理解するうえでは「これからどうしていく?」という経営企画的なことに絡んだりもします。なので会社によっては、経営企画部IRだったりして、戦略的IRなんてキレ者感を漂わせていたり、財務IRで、なんかやたらお金の動きに聡い!みたいな感じだったり、経理IRで計算早い、キチンとしてる、みたいな感じだったりします。あと、総務IRで株式事務的なことや名簿の管理に絡むこともあるかもですし、なんだかいろいろです。

余裕のある会社は、広報IRで、でもPRとIRで担当がちゃんと別にいたりしますし、CSRと一緒になった建て付けの場合もあります。世の中的なトレンドとしては非財務情報と一体化として、CSR的なものと一緒にやるのが理想だと思いますが、実際は相容れない感じも少なくないと私は見ました。

その意味では関係者が多いほうがいいのか、少ないほうがいいのか。微妙。

 

結局、IRといっても、あまりに業務範囲が広いし、会社によってシステムが違うと思うので、一概に言えない部分はたくさんある気がします。

しかし、ひとつだけ共通することがある、とすれば、それはディスクロージャーです。なぜなら決まりごとだから。やらないわけにはいかないから!

で、それをやるのは絶対に、IR担当だと思われます。

   disclosure(法定開示・適時開示など)<<<<IR

って感じですかね。

   disclosure  ≦  IR ですね。 (決して=ではないのが涙)

 

アニュアルレポートは任意開示なので、別に作らなくても違法ではない。

でも決算情報はやらなくてはならないし、各種開示リリースもやらなくてはならない。

株主総会の招集通知は会社法で決められていますが、投資家向けというよりは、すでに投資している「株主」向けなので、総務部が株式事務と一緒にやっているかもしれない。でも、人がいなければきっとIR担当に降ってくる。

 

そして、その基本の基本とも言えるDisclosureについて、記録しようと思っています。

なんなのディスクロって。どうやるの?いつやるの?何をディスクロするんだYO?!

よくわからない会社のよくわからないアクロバティックな動きに、よくわからないIR。まさにカオス。カオスの底からこんにちは。

地獄へようこそ。Too young to dieです。